お知らせ

10人に1人の子どもに歯が足りない

10人に1人の割合で生まれつき歯が足りないことがあり、これを先天性欠如歯といいます

乳歯の本数が生まれつき少なくても、必ずしも永久歯(大人の歯)の本数も生まれつき少ないということにつながるわけではないので、レントゲンで永久歯の本数を確認し、ほとんどの場合が経過観察になります

しかし、もし大人の歯の数が生まれつき少ない場合、子どもの歯が抜けずに残ったままになることが多いです。
しかし、子どもの歯はエナメル質や象牙質が薄く、歯の根っこも短いので多くが20歳前後で抜けてしまいます
子どもの歯が抜けてしまった場合、これを放置すると歯並びや噛み合わせが崩れる恐れがあるため、治療が必要に…

歯並びや噛み合わせに問題が起きないよう、残った子どもの歯を出来るだけ長持ちさせ、大人の歯の代わりとして使うことため大切に使う必要があります

そのためにもレントゲン写真を撮影し” 大人の歯の数 “、” 歯が生える位置や方向 “、” 生え変わりが順調かどうか”を確認してもらいましょう!

※ 6本以上の先天性欠如歯がある場合は矯正治療が保険適用になります

主任・歯科衛生士長 余吾綾香