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虫歯ってどうして出来るの?

なぜ虫歯が出来るのか、健康な歯がなぜ虫歯になってしまうのか考えたことはありますか? 虫歯の主な原因は細菌です。細かく言うとストレプトコッカスミュータンス菌が大きな原因菌と言われています。細菌に糖分、口腔環境、そして時間が加わると細菌が活性化され虫歯になってしまいます。 1、 ブラッシングが行き届かないところ苦手な所にプラークが歯につきます。プラークには多数の細菌がいます。 2、 プラークは細菌だけでなく糖分も多数含まれています。 3、 糖分を養分として細菌が酸を産生します。 4、 その酸が歯を溶かします。 5、 溶かされて出来た穴や凹みが虫歯です。虫歯に溶かされた歯の表面は金属の器具でこするだけでも削れるくらい脆くなってます。 このようにして虫歯は出来ます。 自分でできる対策としては健康増進、正しい歯磨き、フッ素含有の歯磨き粉の使用、デンタルフロスの使用 歯科医院では定期検診をしっかり受けスケーリング、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)プロによる歯のクリーニングを定期的に行う事で虫歯の発生を抑制させてもし虫歯が発生した場合でも早い段階で発見することが出来ます。 最近、歯医者に行ってないなと少しでも思えば是非当院で検診を受け虫歯がある方は早い段階で治療を行い、プロのブラッシング指導を含めしっかりとしたケアを受け虫歯にならない口腔環境を作っていきましょう。 歯科医師 中岡隆太郎