名古屋市北区、春日井市の矯正治療は徳倉歯科口腔外科・矯正歯科または春日井予防こども・おとな矯正歯科
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お知らせ
最近ではドラッグストアへ足を運ぶとオーラルケア製品が棚にたくさん並んでおり、「なにを選べばいいのかよくわからない」というお声をたくさんいただきます。 その中でも今回は洗口液についてお話ししていきます! そもそも洗口液とは何か、マウスウォッシュデンタルリンスなどいろいろな表記がされ「液体歯磨きとどう違うの?」と洗口液と液体歯磨きの違いがよくわからない方やCMなどで数回ぶくぶくとうがいをし、きれいになった歯をキラッ!と見せて終わるので「洗口液だけできれいになる」とイメージを持たれる方が多いかと思います。 まずは洗口液と液体歯磨きの違いから 【 使い方 】 ・洗口液は歯磨きでバイオフィルム( 細菌のかたまり )を物理的に破壊してから使用します。なので、歯磨き後や夜歯磨き後の就寝前に使用するといいです! ・液体歯磨きは液状の歯磨き剤です。歯磨きをする前に使用します。 【 見分け方 】 成分表や製品名の近くに四角に囲まれ”洗口液” “液体ハミガキ、液体歯磨”と表記されています。 ※ 注意 同じブランドの製品で見た目が同じでも洗口液だったり液体歯磨きだったりするので表記に注意しましょう 🙂 じゃあ洗口液はどれを選べばいいの? 【 歯やバイオフィルムの表面にくっつくタイプ 】 ・グルコン酸クロルヘキシジン ・セチルピリジニウム塩化物水和物( CPC ) ・ベンゼトニウム塩化物 以上の殺菌成分が記載されているものは、歯やバイオフィルムの表面にくっつき、効果を発揮します。 【 バイオフィルムの内部に浸透するタイプ 】 ・エッセンシャルオイル( シネオール、チモール、カミツレチンキetc ) ・ポピドンヨード 以上の殺菌成分が記載されているものは、作りはじめたバイオフィルムの内部にまで浸透して効果を発揮します!なので、忙しくて歯磨きができる余裕がない時は上記の成分があると効果が得られやすいです。 ※ 注意 時間が経過し分厚くなったバイオフィルムには浸透する効果が弱まります…歯磨き後6時間、出来たら5時間以内に使用してください!! 歯と歯の間や奥歯のウラ側、歯周病のところなど、セルフケアだけではバイオフィルムを十分に取りきることが出来ません。メインテナンスに通っていただき、プロによるケアも同時に行なっていきましょう! いま使ってる洗口液がどういったものなのかよくわからない方や”歯ぐきの炎症を抑えたい” “口臭を抑えたい”といった場合はなにを選べばいいかわからない方はお気軽に衛生士にご相談くださいね! 主任歯科衛生士 余吾綾香