厚生労働省指定 自立支援医療機関(育成医療・更生医療)
顎口腔機能診断施設・歯科矯正診断施設・労災保険指定医療機関
名古屋矯正相談室
名古屋市北区の矯正治療は徳倉歯科口腔外科・矯正歯科
診察・相談のご予約はこちら
052-901-1711
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ● | ー× | ● | ● | ー× | ● | ● |
14:00~18:00 | ● | ー× | ● | ● | ● | ● | ● |
閉じる
お知らせ
歯の表面を覆っている層は、97%がハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムの一種でできています。ですから、「歯はカルシウムでできている」ともいえます。この硬いハイドロキシアパタイトですが、酸に弱く、むし歯菌の出す酸や、酸性の飲食物によって溶け出してしまいます。では、このように歯は溶けていくばかりなのでしょうか。そんなことはありません。唾液の中に含まれるカルシウムやリン酸によって溶け出たミネラルが元に戻る仕組みになっています。これがいわゆる「再石灰化」です。フッ素はこの仕組みを助ける働きをします。
歯磨き剤に含まれるカルシウム成分である「薬用ハイドロキシアパタイト(商品名:リナメル)」や「リン酸三カルシウム(商品名:クリンプロ)」は、フッ素とともに歯の結晶を強くすることがわかっています。面白いのは、「CPP-ACP」と呼ばれる牛乳由来の非結晶リン酸カルシウムです。これは歯磨きの後に使用します。「MIペースト」という商品名で、歯磨きの後に歯に塗ります。歯磨き後に使用するなんて少し変わっていますが、歯をキレイにした後に歯にカルシウムを補給するイメージで使用します。あなたも歯磨き剤を選ぶときに参考にしてみてくださいね。